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レンタル彼氏が教えるエスコートの時の手の位置

手を取り合う花嫁と花婿

大人になると、デートでちょっといいレストランで食事を取ったり、ホテルに泊ったりする機会も増えてきます。

そんな時、パートナーをスマートにエスコート出来たら、かっこいいですよね?

 

エスコートを身につけておくことで、女性を安全に目的地まで案内することができ、大切な人を守ることにつながりますし、実はレストランやホテルで働く人たちにも振る舞いはみられています。

 

今日は、エスコートする時、迷いがちな男性の手の位置についてお話しします。

 

この記事を読んで実践することで、パートナーを守り、より親密な関係になれるでしょう。

 

この記事で得られること

  • ホテルやレストランでのエスコートの基本がわかる
  • エスコートの時に置くべき手の位置がわかる

 


目次

  1. なぜエスコートが必要なのか
    -パートナーを守る
    -コミュニケーション
  2. エスコートのシーン別手の位置
    -入店時と段差の乗降
    -エレベーターの出入り
    -扉を開けるとき
  3. 姿勢の大切さ
    -背筋を伸ばす
    -堂々と行う
  4. まとめ

 

1.なぜエスコートが必要なのか

親指を立てたボディガード

エスコートは英語の「escort」をそのままカタカナ化したもので、同行するという意味ですが「女性や子どもなど弱者を警護する」というニュアンスが含まれています。

男女平等化の流れから、エスコートを必要としないという意見もありますが、パートナーがヒールを履いていて段差を降りる時、荷物を持っているのに重い扉を片手で開けようとしているのを見ると、性別は関係なく助けたい気持ちになってきますよね?

そんな時、自分の気持ちを行動で表現するためにエスコートが必要なのです。

あなたのことが大切です。その思いを行動によって表すのです。

ちなみにエスコートを行う人のこともエスコートと呼びます。

パートナーを守る

エスコートを身につけておくと、身近な危険からパートナーを守ることができるようになります。

段差の昇降や扉の開閉を初めとした日常的な危険や、突然の危機にも対応できる非常に合理的な技術がエスコートです。

コミュニケーション

エスコートでは相手の手を取ったり、背中や腰に手を添えたり、相手の身体に触れる事もあります。

相手を守りやすい手の位置を知っておくことで、未然にトラブルを防ぐことができるようになる他、相手とのコミュニケーションにもつながります。

信頼している相手から触れられると、癒しやリラックスを促してくれる、オキシトシンという物質が分泌され、触れることでパートナーとの絆が深まるメカニズムが人間の体には存在します。

 

2.エスコートのシーン別手の位置

ここでは具体的なエスコートのシーンで、エスコートする側がどこに手を置けばいいのか色付きの文章で紹介しています。

入店時と段差の昇降

 

エントランスに入ると席まで案内されますが、この時の並び順は

進行方向←レストランのスタッフやボーイ←パートナー←エスコート

になります。

この並びは、軍隊が行軍する際の並びの順番にも当てはまります。

行軍する際は最も危険なのは前方、その次に最後方、一番安全なのは真ん中に当たります。

 

移動中に細かな昇降があることがありますが、登る段差がある時は、エスコートはパートナーの右後ろに寄り添い、後ろに倒れないか躓かないか注意します。

何段も登りが続く場合は【腰の少し上】あたりに触れるか触れないかぐらいの感覚で手を添えます。

反対に長いくだりがあれば、パートナーの左横に並び【手のひらを上にして右手を差し出し】図1ます。

手を差し伸べる男性図1

上り下り共に短い場合は、無理に相手に触れようとはしませんが、何かあった時支えられる距離にいましょう。

エスカレーターを利用する場合、基本的にはエスコート側が下に位置するようにしますが、スタッフがいる場合は任せます。

 

エレベーターの乗降

ボーイがいる場合の順番

ボーイ、パートナー、エスコートの順で乗り込みます。

この時ボーイはボタンの付近に立ちます。

降りる時は、パートナー、エスコート、ボーイの順で降り、ボーイが先導してくれるまで待ちます。

この時、パートナーには先に降りることを【手で促してあげる】と躊躇わずに降りられるでしょう。

全員が降りたら入店時と同じくボーイ、パートナー、エスコートの順で部屋まで案内してもらいましょう。

ボーイがいない場合-

エスコートが先にのりこみ、ボタンの前に一度ります。

【片方の手で「開」ボタンを押しながら、もう片方の手で扉をおさえ】パートナーが乗るのを待ちます。

降りる時も【片方の手で「開」ボタンを押しながら、もう片方の手で扉をおさえ】先にパートナーに降りてもらいます。

扉を開けるとき

扉を開けるときはエスコートが扉を開きますが【開けた扉の手前で扉をおさえ】パートナーに先に入ってもらいます。

扉が狭かったり、荷物で手が塞がっていたりなど入り口の手前で扉を押さえることが難しければ、一度中に入り【扉を押さえ身体は廊下側に向けて】入室を促します。

 

ポイント

どのシーンでもパートナーが迷っている場合は、【手で促してあげる】ということを覚えておきましょう。

 

3.姿勢の大切さ

ビシッとスーツを決める男性

エスコートの方法を身につけても、背筋が曲がっていたりすると、謙るような印象を与えてしまいます。

「警護」するという意味もあるエスコートですから、できる限り頼もしい人間として振る舞います。

対等な立場で、思いやりの気持ちを表す行動なので堂々と良い姿勢で行いましょう。

背筋を伸ばす

パートナーの手を取る際など、背筋を伸ばしてゆっくりと手を差し伸べます。

段差を降りる時、アンバランスな姿勢だと相手を不安な気持ちにさせ「あ、大丈夫」と手を取ってもらえないことも。

自分の足元にも注意しながら手を差し伸べます。

堂々と行う

最初はエスコートを間違うこともあるかもしれません。

しかし、間違いを恐れて自信なさげにエスコートをしてしまうのは最も避けたい過ちです。

相手を思いやる気持ちを行動に表している、ということを忘れずに、エスコートを行う際は、自分に自信を持って堂々と振る舞いましょう。

繰り返していくうちに、自然と手を差し伸べられるようになります。

4.まとめ

エスコートはよくマナーとして格式ばったものが紹介されています。

もちろん、正式な場所では相応のエスコートが求められますが、プライベートなデートでは格式やポーズよりも、最初にお話しした、相手を大切に思う気持ちの表現であることが大切です。

愛情を行動で表現できる男性は素敵です。

ぜひこの記事を参考に、喜ばれるようなデートをかっこよく演出してみてはどうでしょうか。

著者 Your Place 一ノ瀬賢太郎

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